発達障害の子育てで一番つらかったのは、
どう対応すればいいか分からないことよりも、
「私の育て方が悪いのかもしれない」と思ってしまう気持ちでした。
周りに相談しても、
「そのうち落ち着くよ」
「みんなそんなものじゃない?」
と言われることが多く、
どんどん孤独になっていった時期があります。
そんなときに読んだのが、
発達障害の子を持つ親の心が楽になる本でした。
この本を手に取った理由
正直に言うと、
最初は「またちゃんとしなきゃいけないことが書いてある本かも」と思っていました。
- もっと頑張れ
- もっと工夫しろ
- 親が変われば子どもも変わる
そんなメッセージを、もう十分浴びていたからです。
でもこの本は、
最初からまったく違いました。
子どもではなく「親の心」に焦点を当ててくれる
この本の一番の特徴は、
子どもの行動をどう直すかではなく、
親がどれだけしんどい思いをしているかを
とても丁寧に言葉にしてくれているところです。
「つらいと思うのは、あなたが弱いからではない」
「うまくいかないのは、愛情が足りないからではない」
そんな言葉に、
読みながら何度も立ち止まりました。
「私だけじゃなかった」と思えたことが救いだった
この本を読んで一番救われたのは、
「こんなふうに感じている親は、たくさんいる」
と分かったことでした。
- 家では癇癪がひどい
- 外では「いい子」と言われる
- だから誰にも分かってもらえない
そう感じていたのは、私だけじゃなかった。
それだけで、
肩の力が少し抜けたのを覚えています。
ノウハウ本ではないからこそ、楽になれた
この本は、
具体的な療育方法やテクニックをたくさん紹介する本ではありません。
だからこそ、
- 「ちゃんとやらなきゃ」
- 「もっとできるはず」
というプレッシャーから、一度離れることができました。
今のままでもいい
そう思える時間をくれた本です。
正直に言うと、こんな人には合わないかもしれない
とても良い本ですが、
合わない人もいると思います。
- 具体的な対処法だけを知りたい
- すぐに実践できる方法を探している
- 感情の話よりノウハウ重視
そういう人には、少し物足りなく感じるかもしれません。
でも、
心が疲れ切っているときには、
この本の優しさが本当に染みます。
この本は「解決」ではなく「回復」のための一冊
発達障害の子育ては、
何かを解決したら終わり、というものではありません。
続いていく毎日の中で、
親の心がすり減っていくこともあります。
この本は、
その心を少し回復させてくれる一冊だと思っています。
こんなタイミングで読むのがおすすめ
- 何を読んでも前向きになれないとき
- 自分を責める気持ちが止まらないとき
- 誰にも弱音を吐けないとき
「今すぐ何かを変えたい」
じゃなくても大丈夫。
ただ、
少し楽になりたいと思ったときに、
そっと開いてほしい本です。
まとめ|完璧な母じゃなくていい
この本を読んで、
「完璧な母でいなきゃ」という考えを
少し手放すことができました。
できない日があってもいい。
うまくいかない日があってもいい。
この本は、
そう思わせてくれた大切な一冊です。
書籍情報・購入先
- 書名:発達障害の子を持つ親の心が楽になる本
- 著者:外科医ちっち
- 出版社:SBクリエイティブ
※Amazonアソシエイトリンク
※このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。


コメント